
「マンジャロ」は本当に危険な薬なのでしょうか?
- 西神すみれクリニック院長

- 6月11日
- 読了時間: 2分
最近、SNSやテレビの情報番組などで「マンジャロ」という薬の名前を目にする機会が増えました。
報道を見ていると、「危険な薬なのでは?」「使うと健康を害するのでは?」と不安に感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、マンジャロは本来、2型糖尿病の治療薬として国に承認されている保険適用薬です。
医師の管理のもとで適切に使用すれば、血糖値の改善に高い効果が期待できる有用な治療薬の一つです。
では、なぜ問題視されることがあるのでしょうか?
実際に問題となっているのは、糖尿病治療ではなく美容目的のダイエットのために、十分な診察や経過観察を受けないまま使用されているケースです。
マンジャロは食欲を抑える作用や体重減少効果があるため、近年は「やせ薬」として注目されています。
しかし、本来は医療用医薬品であり、体質や持病、服用中の薬によっては慎重な使用が必要です。
また、使用中には吐き気、嘔吐、下痢、便秘などの消化器症状が見られることがあります。
脱水や胆のう疾患、稀ではありますが膵炎などの重篤な副作用への注意も必要です。
そのため、定期的な診察・検査等を受けながら、安全性を確認しつつ使用することが重要になります。
どんな薬にも「良い面」と「悪い面」がありますし、使用する方の体質による違いもあります。
SNSやインターネット上にはさまざまな情報があふれていますが、不安な点や疑問点があれば、お気軽にご相談ください!
