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映画「国宝」を観て、改めて考えた糖尿病のこと
先日、遅ればせながら映画「国宝」を観ました。 物語のなかで印象的だったのは、渡辺謙さん演じる花井半二郎と、その息子・俊介(横浜流星さん)が、親子二代にわたって糖尿病を患い、合併症に苦しむ姿です。 糖尿病は、患者さんにとって身近な病気である一方、「生活習慣が悪かったからなる病気」というイメージを持たれている方も少なくありません。 もちろん、食生活や運動習慣は糖尿病の発症や進行に大きく関わります。しかし、それだけではありません。 実は糖尿病、特に日本人に多い2型糖尿病は、生まれ持った体質や遺伝的な要因も大きく影響することがわかっています。 「気をつけていたのに糖尿病になった」 「家族にも糖尿病の人がいる」 そのような患者さんは決して珍しくありません。 自覚症状がないからこそ怖い病気 また、糖尿病の怖いところは、初期にはほとんど症状がないことです。 血糖値が高い状態が続いても、日常生活では困ることが少なく、「まだ大丈夫」と思ってしまいがちです。 しかし、その間にも全身の血管は少しずつ傷つき、やがて目・腎臓・神経・心臓・脳などにさまざな合併症を引き起こし
西神すみれクリニック院長
7月9日読了時間: 2分


漢方薬についての私見です^_^
実は、私自身、今も漢方飲んでいます。 30代半ばで乳がんと診断され、手術・抗がん剤治療・ホルモン療法・放射線療法と一通りの治療を受けました。 治療中は体調の変化だけでなく、気持ちの面でもいろいろなことがありました。 生理が止まり、ホットフラッシュや気分の落ち込みなど更年期のような症状も出現。 そんなときにお世話になったのが漢方薬の「加味逍遙散(かみしょうようさん)」でした。 治療が終わって症状が落ち着くと、しばらく漢方からも離れていました。 ところが、40代後半になった頃、「あれ、またなんだか調子が…」と思うことが増えてきました。 イライラしたり、なんとなく気分が晴れなかったり、疲れがとれにくかったり。 年齢的にも更年期かなと思い、加味逍遙散を再開することにし、50代半ばになった今も続けています。 本来は1日3回服用することが多いですが、私は今のところ1日1回。 そして正直に言うと、効いているのかいないのか…なんともいえないところです(笑)。 でも、いったんやめていたものをまた服用し始め、その後も続けているということは、私なりに何かしらの良さを感
西神すみれクリニック院長
6月29日読了時間: 2分
【夏の落とし穴】
夏場こそ要注意! 「食べていないのに血糖値が上がる」落とし穴 今年も暑い季節がやってきました。 暑くなると食欲が落ち、「あまり食べられない」という方も増えてきます。 そんなときに手が伸びやすいのが、そうめん・果物(特にスイカ🍉!)、アイスキャンデーなどの冷たくて食べやすい食品です。 「水分が多いし、あっさりしているから大丈夫だろう」 そう思われる方も少なくありません。 しかし、実はこれらの食品には注意が必要です。 そうめんは主成分が炭水化物で、意外と糖質量が多い食品です。 また、スイカをはじめとする果物や氷系のアイスキャンデーなども糖分を多く含んでおり、食べ方によっては血糖値を大きく上昇させることがあります。 毎年夏になると、 「食欲がなくてあまり食べていなかったのに、血糖値が悪くなっていた」 という患者さんを見かけます。 その原因を詳しくうかがうと、そうめんや果物、アイスキャンデーなどが中心の食生活になっていたというケースが少なくありません。 もちろん、これらを食べてはいけないわけではありません。 大切なのは量と頻度です。...
西神すみれクリニック院長
6月17日読了時間: 2分
「マンジャロ」は本当に危険な薬なのでしょうか?
最近、SNSやテレビの情報番組などで「マンジャロ」という薬の名前を目にする機会が増えました。 報道を見ていると、「危険な薬なのでは?」「使うと健康を害するのでは?」と不安に感じる方もいらっしゃるかもしれません。 しかし、マンジャロは本来、2型糖尿病の治療薬として国に承認されている保険適用薬です。 医師の管理のもとで適切に使用すれば、血糖値の改善に高い効果が期待できる有用な治療薬の一つです。 では、なぜ問題視されることがあるのでしょうか? 実際に問題となっているのは、糖尿病治療ではなく美容目的のダイエットのために、十分な診察や経過観察を受けないまま使用されているケースです。 マンジャロは食欲を抑える作用や体重減少効果があるため、近年は「やせ薬」として注目されています。 しかし、本来は医療用医薬品であり、体質や持病、服用中の薬によっては慎重な使用が必要です。 また、使用中には吐き気、嘔吐、下痢、便秘などの消化器症状が見られることがあります。 脱水や胆のう疾患、稀ではありますが膵炎などの重篤な副作用への注意も必要です。 そのため、定期的な診察・検査等を
西神すみれクリニック院長
6月11日読了時間: 2分
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